祖母が保育士で、両親が小学校の教師なんです。祖母の話を聞くのは好きだったし、いまでも両親から学校の話を聞いて、とても楽しそうだなと思います。
小6のときに、新1年の子どもたちと遊ぶ機会があったんですが、小さい子どもってカワイイなと思いました。そのときに、幼稚園の先生になりたい!って。
8月の見学会のときに、子どもたちが畑で野菜を作っている様子を見たんです。
身近なところで作ることや育てる機会を子どもたちに与えているというのが、すごくいいなと。
プール遊びをやってるのも楽しそうでしたね。
子どもたちがあいさつをしっかりしてくれたのがトドメになりました。
いま私がついている主任の先生が目標です。子どもたちの誘導だったり、言葉がけだったり、なにもかも、言葉悪いけど、そのテクニックをぜんぶ盗みたいと思っています。
先輩の先生たちが、集中力のなくなった子どもたちを一瞬で振り向かせているのはすごいなと思いますよ。言葉がけ、手あそび、笛だったり、ドン!という足音だったり…。
いつもと違うことをやることで、子どもたちは「えっ?なあに?」という感じで惹きつけられる。このタイミングしかないという、ほんの一瞬のことです。私、まだできないです。
自分が疲れていても、子どもたちの笑顔を見るだけで、すごい自分も笑顔になれるし、パワーや元気をもらえます。それと、子どもたちと関わるうちに、どんどん子どもたちのことを知ることができる。子どもそれぞれの反応や考え方、面白いですよ。
子どもたちを惹きつけるための知識や情報は、余裕のあるうちに仕入れておきましょう。
たとえば、子どもたちと話していると、虫や花とかの話になったりします。
「この虫なんだろう?」「この花なんて名前?」という具合です。
花はともかく、虫の名前は調べておかないと知らないものが多いです。
子どもが興味を持ついろんなものを知っておくのも大切です。
テーマパークや観光地に出かけて、子どもたちと共感できるような体験もしておけば良かったかなと、いまにして思います。